子どもたちにいのちと死≠フ授業を

学校で行う包括的自殺予防プログラム

相馬誠一・伊藤美奈子 編著
B5判 160ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2679-3
小・中・高校教師,教育委員会指導主事
2020年12月刊
児童生徒の死生観や抑うつ感の調査をもとに、関連データや実践事例・予防プログラムを収録。いのちと死の授業で、いまこそ子どもたちに自殺予防教育を。

目次

■1章 子どもたちの自殺の現状と本研究の意義について
死に急ぐ子どもたち
増え続ける子どもたちの自殺
子どもの自殺と抑うつ傾向
命の教育から自殺予防教育について
本研究の意義
■2章 子どもたちのいのちと死について(単純集計)
はじめに
学校に関する結果
家庭に関する結果
個人に関する結果
相談相手に関する結果
まとめ
■3章 子どもの抑うつ感について
子どもの抑うつ感の現状
子どもの抑うつ感への対応
■4章 思春期における死生観と抑うつ感について
思春期の心もよう
思春期の死生観
■5章 いのちと死の教育について 自殺予防教育の構造と実践の方向性〜いのちと死の授業の位置づけ〜
児童生徒の自殺の現状と自殺予防教育の必要性
児童生徒の抱える課題と自殺予防教育の方向性
自殺予防教育の目標と構造―「未来を生き抜く力を育む教育」を目指して―
自殺予防教育の実践の方向性
(1)いのちと死の教育の実践
はじめに
講師を招聘して講話を聴く「いのちの授業」実践
自身の体験を通して作成した「いのちの教材」
まとめとして
(2)さいたま市独自の「SOSの出し方に関する教育〜自殺予防教育〜」
はじめに
さいたま市における「SOSの出し方に関する教育」
「『いのちの支え合い』を学ぶ」授業 各学年の題材名と学習内容について
小学校低学年「『いのちの支え合い』を学ぶ」授業について
(3)いのちと死の授業:難病と闘って
はじめに―「いのちの授業」のはじまり
がんの宣告
闘病生活=副作用との闘い
死と向かい合うということ
死を目の当たりにして
かけがえのない家族
なぜ「いのちの授業」を続けているのか
生きたくても生きられない命
(4)いのちと死の授業:奪った命を想う―非行少年の矯正教育―
はじめに
奈良少年刑務所の少年受刑者指導の概要
赤ちゃん人形を用いたカリキュラム
効果の検証
考察
(5)子どもの心のサイン! 保健室での取り組み
はじめに
全校で行う健康観察
保健室での取り組み
事例
おわりに
(6)いのちの大切さを考えるこころの予防教育―生徒および教職員の研修から―
はじめに
予防開発的な心の教育を
実際の取り組み
生徒保健委員会の研修計画
おわりに
(7)体験的学習を中心にした自殺予防教育の実際
はじめに
体験的学習を中心にした自殺予防教育の背景にある海外のプログラムの概観
体験的学習を中心に据えた自殺予防教育の実際
体験的学習を中心にした自殺予防教育の効果検証〜プログラム実施前後の調査から〜
おわりに
(8)いのちと死の授業による効果について
問題の背景
効果測定調査の方法
調査から得られた結果と考察
今後に向けての課題
■6章 仏教者からみた子どものいのちと死
はじめに
いのちに関する仏教の取り組み
いのちに対する仏教の視点
仏教における「苦」
仏教における「縁起」
仏教における善悪と「戒(かい)」
智慧(ちえ)と慈悲(じひ)
苦悩は予防するものか?
仏教における生と死(いのち)
仏教徒からみた子どものいのちと死
最後に
■7章 世界の自殺予防教育
各国における自殺予防とその教育
海外の自殺予防教育を担う人材の育成
海外の自殺予防教育をまとめる組織
海外の自殺予防
まとめ

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