必ずリーダー資質が育つ学級づくり

主体的・対話的な人間性を育む活動

齋藤 浩 編著
A5判 140ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2669-4
小学校教師
2020年11月刊
学級にはリーダーが必要です。リーダーを育てるために「学級組織」「学級環境」「人」に対して効果的に取り組むコツを伝授。リーダー資質の育成に悩む担任に贈ります。

目次

はじめに
序章 リーダーを育てるとは
1.生まれながらのリーダーなどいない
2.そもそもリーダーとはどんな存在か?
3.話をするだけでリーダーは育たない
4.リーダーを育てるための法則
第1章 リーダーが育つ学級組織に変える
1.学級の係分担を最小限にする
(1)定番の○○係をなくす
(2)日直もなくす
(3)帰りの会をなくす
(4)班長も作らない
(5)給食当番の代役を作っておかない
(6)できれば清掃分担もしない
(7)クラス全員を“自分から係”に
2.なるべく集団行動をやめる
(1)整列してからの移動はやめる
(2)学級レクをひかえる
(3)掃除の反省会もしない
(4)友だちとの相談を極力ひかえる
3.全員にリーダーの経験をさせる
(1)学級代表の輪番制
(2)特別活動では実行委員制度を導入
第2章 リーダーが育つ学級環境を整える
1.教室のレイアウトを意識する
(1)可能な限り教室後方を広くする
(2)机は4〜5人単位でつなげる
(3)教卓を置かない
(4)学級目標を固定化させない
(5)ベランダや廊下も有効活用する
2.人間関係を固定させない
(1)席替えは頻繁に行う
(2)出席番号や背の順での整列はひかえる
(3)ときに生活班で食べない
(4)ときには班で話し合わない
3.一見無駄なものを用意する
(1)遊び道具をたくさん置いておく
(2)スクール・オン・ザ・ムーブ
(3)複数の楽器を置く
(4)家庭からの持ち込みも認める
第3章 リーダーが育つための視点を持つ
1.学級以外の友だちと交流する機会を設定する
(1)九九のチェックは中高学年に
(2)絵の出来栄えは低学年に
(3)誰でも教室の出入り自由
(4)全校スタンプラリー
(5)交流給食や交流清掃
2.自分からの行動は決して注意しない
(1)他学年の清掃応援
(2)廊下は走ってもよい
(3)自習のプリントをやらなかったとしても
(4)ときにケンカも許容
(5)一人違う宿題をやった子
3.リーダーとしての心構えを体験で教えていく
(1)責任について教える
(2)安易な結論は恥ずかしいと教える
(3)現状維持は後退だと教える
(4)物事は思うように進まないと教える
4.教師がいちいち細かく指示をしない
(1)量や時間を指定した宿題
(2)ときにできなくても助けない
(3)期待した答え以外も許容する
(4)ときに時間をおいて評価する
第4章 リーダーが育つ特別活動を意識する
1.不十分でも子どもたちに任せる
(1)教師がお膳立てしても意味がない
(2)創る過程にこそ意味がある
(3)子どもが教師を案内する
(4)正解は一つではない
2.ゼロから子どもたちが創り出した特別活動(実践例)
【ゼロから創った遠足】
(1)遠足用の組織作り
(2)登山ルートから下山方法までも子どもたちで
(3)約束・持ち物の検討
(4)バスの座席も配慮して
(5)遠足当日の様子から振り返りまで
【冬の大運動会】
(1)遠足の次を期待した子どもたち
(2)冬の大運動会の発想
(3)種目もルールも子どもたちで
(4)もちろん用具の準備も
(5)審判も子どもたち
(6)教師は見学席で
【林間学校】
(1)もう指示する必要はない
(2)骨格から自分たちで
(3)活動内容も自分たちで
(4)新たなリーダーの出現
おわりに〜リーダーは育てれば必ず育つ〜

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