“学校のルーティン”を変えてみる

慣習にとらわれない教育活動の見直し方

齋藤 浩 著
A5判 160ページ 定価(本体1,900円+税)
ISBN978-4-7619-2583-3
小・中学校管理職
全校朝会、挨拶運動、クラスの係や委員会、学校の決まりなど、今まで当たり前だと思ってきた慣習(ルーティン)をゼロから見直すことで大きな成果が得られる学校改革を提示。

目次

はじめに
序章 意味のないルーティンを見直す
急激な時代の変化
学校の今
求められる学校の変化
見直すべき学校のルーティン
新たなルーティンが子どもの未来をつくる
第1章 集会行事を変えてみる―子どもが主体となって動く力を育てる―
1 「全校朝会は本当に必要?」
そもそも朝会の意味
誰も聞いていない
難しい全員に通じる内容
クラスごとに校長とディスカッション
2 「始業式や終業式の意味って?」
そもそも儀式の意味
バタバタと倒れる
なくしたらどうなるのか?
児童主体の始業集会、終業集会へ
第2章 学校のキャンペーンを変えてみる―継続できる力を育てる―
1 「挨拶運動はだれのため、なんのため?」
挨拶運動誕生の経緯
成果が出なくても取り敢えず
運動そのものを廃止へ
そもそもの挨拶論に立ち返る
2 「なぜ読書週間があるの?」
なぜ読書の秋なのか
「週間」化することによる安心感
週間にしなくても習慣化
もちろん歯磨き週間も廃止
第3章 係活動を変えてみる―自分で考え、動く子どもを育てる―
1 「クラスの係を全て廃止する」
そもそも生き物係の意味
黒板係以外消してはいけない黒板
全員“自分から係”
残るポストの中身
係の意味を問い直す
低学年でもできる
2 「日直もなくす」
そもそも日直の意味
定番の朝の歌をやめる
授業の号令もやめる
朝と帰りの会の司会は?
3 「美化委員会もなくす」
必要な一人ひとりの美化意識
花植えはボランティアを募集
落ち葉掃きもボランティア
今の委員会が本当に必要か?
第4章 学校の決まりを変えてみる―自分で判断できる子どもを育てる―
1 「他クラスへの出入り禁止ってどうなの?」
管理的な意味
依然として残る学級至上主義
友だち百人どうやって作る?
決まりがないとダメなのか?
2 「理由を説明できない決まりは廃止」
校則は上履きを履くことだけ
お菓子もゲームもOK
子どもの力で学校生活を管理
教師の都合を排除する
第5章 修学旅行を変えてみる―臨機応変に対応できる子どもを育てる―
1 「現行の修学旅行は廃止する」
日本初の修学旅行とは?
教師が連れていくことの無意味さ
楽しさだけなら遊園地へ
楽しい夜のおしゃべり
2 「新しい形の修学旅行を模索する」
行程は全て子どもの手による決定
業者との確認も子ども任せ
レストランとの折衝
教師を連れていく修学旅行
余波は卒業式まで続いた
第6章 運動会を変えてみる―子どもの自分意識を高める―
1 「表現種目を廃止する」
そもそも表現種目の意味
過剰な練習時間
学力論から見た表現種目
もちろん全ての種目を見直す
2 「新しい形の運動会を模索する」
子どもに委ねたリレーの存続
白熱した児童総会
子どもが決めるべきプログラム
学校対抗運動会の実施
ナイター運動会の実施
終章 これからの時代に必要な学力
慣習を止めて創り出していく意識
本当の意味で教師主導から子ども主体へ
おわりに

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