豊かな心を育むへき地・小規模校教育

少子化時代の学校の可能性

川前あゆみ・玉井康之・二宮信一 編著
B5判 216ページ 定価(本体2,500円+税)
ISBN978-4-7619-2550-5
小・中学校管理職,研究者
これまであまり取り上げられてこなかったへき地・小規模校教育が、少子化・学校小規模校化が急速に進む現代の教育課題を解決し、教育の豊かさを創る新しい可能性を有していることを示す。

目次

はじめに―教育の豊かさを創るへき地・小規模校教育の可能性
第I部 過去の支配的な物の見方の逆転―へき地・小規模校教育のパラダイム転換
第1章 現代におけるへき地・小規模校教育のパラダイム転換の理念と可能性
第2章 “チーム学校”を活かすへき地・小規模校経営と地域協働運営の可能性
第3章 少人数を活かすへき地・小規模校の教育理念と汎用的活用の可能性
第II部 少人数の学級経営―社会性・協働性・コミュニケーション力の育成
第4章 社会性を育む小規模校の学級経営・集団づくりの基本的観点と課題
第5章 異学年・異年齢集団活動と効果的な人間関係力の育成
第6章 集合学習・交流学習と社会性・集団性・相対化意識の育成
第7章 へき地・小規模校の農林漁業・自然体験活動と人間性涵養の可能性
第III部 少人数の学習指導―自立性・相互性・協働性の育成
第8章 自己教育と相互教育を意識化させる少人数・複式授業運営の基本的観点
第9章 子どもが運営する自立的な授業設計と学習指導の方法
第10章 へき地・小規模校におけるICT活用が促す子どもたちの協働的な学習
【コラム】ICT導入は覚悟を持って―メリットが得られるまでたくさん使うのがコツ
第IV部 へき地のカリキュラムマネジメント―地域を活かした横断的学習活動
第11章 へき地の基本特性を活かした総合的な学習と地域探究意識の深化
第12章 地域性を活かした地域教材開発とカリキュラムマネジメント
第13章 へき地・小規模校におけるEdible Educationを土台にしたESD展開―北海道釧路市立特認校のエディブル・スクールヤード(ESY)の実践事例から―
第14章 地域行事・学校行事を活かした学びが健やかで伸びやかな育ちにつながる可能性
第V部 小集団を活かす特別支援教育―社会資源の少ないへき地の地域ネットワーク
第15章 社会資源の少ない地域における特別支援教育の推進と教師の立ち位置
第16章 障害のある子どもと地域をつなぐ教師の役割
第17章 「特別な教育的ニーズ」とへき地・小規模校における授業づくり
第VI部 へき地教育プログラム―へき地・小規模校教育を担う若手教師の育成
第18章 へき地教育プログラムの構造化の意義と若手教師の成長―パラダイム転換方法の実践を通して―
第19章 都市・農村交流と子ども・教師の成長―山村留学生指導を通じた意識の広がり―
終章 へき地・小規模校教育から人口減少社会の未来の教育をデザインする
おわりに―へき地・小規模校教育から教育の光を

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