非行・問題行動と初期支援

早期解決につながる見立てと対応

石橋昭良 著
A5判 160ページ 定価(本体1,900円+税)
ISBN978-4-7619-2503-1
教職課程学生,小・中・高校教師
思春期に起こりがちな非行・問題行動や被害を取り上げ、その特徴と支援のポイントを解説し、解決に求められる学校や相談機関の初期支援の在り方を述べる。公認心理師科目(司法・犯罪心理学)に一部対応。

目次

はじめに
第1章 初期支援を進めるときに―大切な見立てと家庭との連携―
柔軟な視点の転換
非行・問題行動を見立てる
複数の側面から問題を把握する
家庭と連携した共同作業
第2章 思春期の心理―求めながら、拒むこころ―
改めて思春期とは
求めながら、拒むこころ
思春期危機から問題行動へ
最近の非行・問題行動の推移から
屈折した心理と指導の強弱
第3章 非行の過半数を占める盗み―多様な動機の理解から支援へ―
非行の過半数を占める「盗み」
盗みの動機
初期支援のポイント
第4章 暴力行為―背景・対応・支援・予防―
暴力に関連した統計から
なぜ、暴力行為が発生するのか
家庭と暴力行為
集団と暴力行為
初期支援のポイント
第5章 変わりつつある性非行―女子中・高生の事例から―
性非行の新たな流れ
身体とこころの発達
大人との関係性
子どもを取り巻く社会環境
性行動・性意識・性被害の現状
初期支援のポイント〜事例を通じて支援を考える〜
第6章 男子による性非行―理解の視点と支援―
刑法改正と性非行の現状
暗数化・潜在化する性的事件
性非行を理解するために
初期支援のポイント
第7章 深刻化するネットトラブル―その影響と今後の課題―
情報化と子どもたち
ネットトラブルの現状
多様化するネットトラブル
法律・条例の改正による取組
ネット利用の影響
今後の課題
第8章 薬物乱用とその予防―なぜやめられないのか、支援と予防―
身近に感じる薬物
薬物乱用とは
薬物乱用はいま
乱用者の特性
乱用事例から
初期支援
薬物乱用の予防教育
第9章 連携による支援―学校と保護者・関係機関との連携―
保護者との連携
関係機関との連携
第10章 非行・問題行動と発達障害―二次障害としての非行・問題行動―
発達障害の現在
二次障害としての非行・問題行動
子どもへの支援
第11章 子どもが被害に遭ったとき―被害の影響と初期支援―
子どもの身の回りで起きている被害
被害の態様と特徴
子どものトラウマ
トラウマが子どもに与える影響
PTSDとは
初期支援のポイント
第12章 支援の基本要件と覚え書き
支援の基本要件
支援における覚え書き
引用・参考文献一覧
あとがき
(注)本書で取り上げたすべての事例は、プライバシー保護のために再構成してあります。

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