だれもが主役!

安全に配慮した組体操・組立体操の指導法 DVD付

三宅良輔 著
B5判 80ページ 定価(本体3,000円+税)
ISBN978-4-7619-2497-3
小学校教師
組体操、組立体操を正しく理解し、安全に配慮した指導をするための教本。子供たちがお互いに補助し合いながら、運動が苦手な子も体の大きな子も恥ずかしがり屋の子も、誰もが主役になれる組体操、組立体操ができる方法を紹介。DVD付で、練習法、指導法がわかる映像を見ながら研修を行える。

目次

はじめに
第1章 組体操・組立体操から何を学ぶのか
1 子供たちの心へのアプローチ
2 子供たちの体づくりへのアプローチ
3 運動会で組立体操を実施する意味・効果
4 第一に考えるのは誰の達成感?
5 先生たちもやってみよう
6 どのような組立体操作品をつくるのか〈フローチャート〉
第2章 組体操・組立体操の安全面を考える「10の考え」
1 体力低下よりも体の動かし方が分からない子供たち
2 わずか50センチ上に上がっただけで高さを感じる
3 体の重さは変えることができる
4 一人で頑張らせるのではなく、隣の人とは体を寄せ合って
5 乗る位置、乗せる位置
6 手の握り方
7 子供たちには土台と乗り手の両方を体験させる
8 小さな失敗の経験も大切
9 声を掛け合う、顔をあげる
10 集中力が続く時間はせいぜい5〜6分ぐらい
第3章 子供たちに教えたい! 組体操・組立体操の練習法
A■組立体操に向けた動きのトレーニング
1 巧緻性チャレンジ運動
1)腕立てポーズ
2)腕立てジャンプ
3)腕立て膝タッチ
4)カエル倒立
5)座ってV字バランス
6)お尻でジャンプ
2 用具を使ったバランストレーニング・体幹トレーニング
1)ボールに座って足あげバランス
2)ボールの上で腕立てポーズ
3)なわとびの上を歩行(開眼・閉眼)
4)動くものの上で重心を低く構える
3 2人組・3人組で行う組体操
1)手つなぎ前後屈
2)手つなぎ体回旋
3)座って手つなぎ膝伸ばし
4)引き起こし
5)押しもどし
6)腕伸ばしV字バランス
7)腕ずもうバランス
8)背中合わせしゃがみ立ち
9)四つんばい固め
10)棒人間
11)手押し車
12)馬とび
13)持ち上げジャンプ
14)脚もちけんけんジャンプ
15)手つなぎくぐり
16)地蔵倒し
B■安全に配慮した指導法
1 先生たちの補助法
1)できる補助とできない補助
2)危険を察知する3つのポイント
3)よい動きを導く補助と危険を防ぐ補助
2 児童同士でできる補助法
◇2人組技を3人組で
1)3人組倒立(両サイド補助)
2)3人組座りサボテン
◇3人組技を5人組で
3)前後補助つき2段タワー
3 土台の高さの合わせ方
1)四つ這い姿勢で背中を平にする方法
2)背の高さが違う者同士を合わせる方法
4 指導の順序
1)低学年のうちから、体を固める運動やバランス運動などを体験させる
2)練習時にはしっかりと準備運動を行う
3)組体操から組立体操へ
4)2人組→3人組→5人組→多人数組へ
5)イージー、ハード、チャレンジの3段階の難易度を用意し、各グループができるものから選択させる
6)本番までに完璧に完成していなければ、その技はやらせない→簡単な技に置き換える
第4章 小学生がチャレンジしたい組体操・組立体操
1 組ポーズ
1)両腕斜めあげの前後段差ポーズ
2)側倒ポーズ
3)片膝立ての側倒ポーズ
4)片腕支持
5)重なり片足バランス
6)両腕支持
7)フラワー
8)ウェーブ
9)ドミノ倒し
2 2人組で行う組体操・組立体操
1)スーパーマン
2)2階建てハウス
3)サーフィン
4)カヤック
5)かかし
6)垣根
7)足首持ち腕立て
8)前倒し
9)サボテン
10)飛行機バランス
3 3人組で行う組体操・組立体操
1)扇
2)シーソー
3)2段ピラミッド
4)ジャンボジェット
5)3人サボテン
4 多人数で行う組体操・組立体操
1)4人組2段タワー
2)小さなお城
3)やぐら(5人組2段タワー)
4)6人組の3段ピラミッド
5)クイックピラミッド(6人組3段)
6)5人組雪の結晶
7)レインボーブリッジ(10人組)
8)大聖堂(10人組)
9)連続垣根
組体操・組立体操演技の指導計画
小学生向参考作品「Enjoy! 組体操・組立体操」
第5章 運動会での発表に向けて
1 多人数を一斉に指導する方法
◇作品ごとに子供リーダーを置く
◇子供リーダーをつくる
2 作品づくりの一部分を子供たちにも参加させる
3 演出方法の工夫
◇音楽を使う
◇動きを入れてみる
◇高低差をつけて高さを演出
◇バラエティー豊かに
◇衣装を工夫する
◇誰もが主役になれるように
◇体の大きな子も1回は上に立つ
4 「やっちゃったポーズ」を考えさせる
◇先生からのフォロー
おわりに

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