変わる学校、変わらない学校 実践編【I】

思いのない学校、思いだけの学校、思いを実現する学校

ビジョンとコミュニケーションの深化

妹尾昌俊 著
A5判 160ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2352-5
小・中・高校管理職
大好評の『変わる学校、変わらない学校』の実践編。具体的な事例で「コミュニケーション力向上」を主眼に置いた学校改革の方略を示す。

目次

第1章 「わかっていても、実行できない」を越える
  1 すばらしいアイデアだけではだめだ
  2 学校の「実行力」を高める三つのこと
第2章 あなたの学校にビジョンと戦略はあるか
  1 学校におけるビジョン、戦略をもつ意味
【ケースNo.001:小規模校で子どもの生きる力を高めるには】
◎さまざまな取組を束ねる軸となる考え方―ビジョンと戦略
◎多様な体験が子どもの生きる力になる
◎ビジョンと戦略のつながりを意識しながら1枚紙に
〈コラム〉とと姉ちゃんのモデルとなった「暮しの手帖」の戦略
  2 学校の計画から見えてくるもの―“ビジョンもどき”はさっさとやめろ
【ケースNo.002:学校経営計画の憂鬱】
◎空疎な計画となっていないか
◎なぜ、課題や取組の明確化・重点化はむずかしいのか
◎固い意志と柔軟性を併せもつのが計画
◎むげに否定ばかりもできない、相手を立てながらどう改善するか
◎成果主義はなぜ失敗したのか
◎組織は戦略に従う
〈コラム〉以前から変わらない学校経営計画の風景
第3章 あなたは何をもとにマネジメントしているか 経験と勘? 数字と分析? それとも熱いハート?
  1 企業流のマネジメントが学校で失敗するのは、なぜか
【ケースNo.003:マネジメント好きなのに】
◎目標によるマネジメント(MBO)を機能させるには
◎目標の納得感を高めるには
◎学校は、誰も目標達成に責任をもたない、“ぬるま湯体質”?
◎KPI・数値一辺倒やエビデンスベーストばかりでも誤るし、経験重視過ぎても問題
〈コラム〉企業は数値目標を立てやすくて楽なの? 星野リゾートに見る「管理するべきはプロセス」
  2 PDCAに囚われ過ぎてはいないか
◎計画はあくまでも「目安」
◎なぜ、PDCAは回らない?
◎PDCAは古い? OODAという考え方
◎PDCAとOODAのよいところを採り入れる
  3 マネジメントには何が必要か
◎必須の3要素:到達目標、プロセス、チーム・ネットワーク
◎マネジメントはアート、クラフト、サイエンス
第4章 ビジョン・目標を立てたきりにしていないか? カリキュラムマネジメントと戦略実行
  1 カリキュラムマネジメントでビジョンを具体化し、軸を通す
【ケースNo.004:教職員は面従腹背?】
◎野球型組織とサッカー型組織
◎あなたのビジョンは思った以上に伝わっていない
◎“信じること”の裏にあるもの
◎学校のなかの五つの壁
◎どのような資質・能力を高めるのか、本質を議論、共有する
◎学校経営の両輪としての分掌・学年マネジメントとカリキュラムマネジメント
◎ビジョン、目標を具現化するカリキュラムマネジメント
◎学校にあふれる“善意”―よかれと思ってやっていることを見直す
◎コンテンツからコンピテンシーへ
◎学力、資質・能力の中核には何があるのか
◎正解のない社会で生きていく子どもたち
〈コラム〉21世紀を生き抜く子どもたちに必要な力、GRIT(やり抜く力)
  2 学力テストの平均点を重視しすぎていないか? 隠れたカリキュラムをあぶり出す
【ケースNo.005:点数上げればええんか?】
◎知らず知らずのうちに刷り込んでしまうこと
◎建設的な議論を避けようとする風土
◎そもそも論を大事にしよう:学力テストはなんのため?
  3 カリキュラムマネジメントの実行力を左右するもの
◎教科書・指導書中心を越えられるか?
◎ビジョン・戦略をカリキュラムに落とし込む
◎学校改善の3本の矢:学校評価、授業改善、カリキュラム評価は別個ではありえない
◎教職員の納得を高めるには、議論することと情熱をもって語り続けること
〈コラム〉アタマがよいだけではダメ―世界トップのコンサルティング会社が重視する力
第I巻のおわりに―ビジョンとコミュニケーションの深化のエッセンス

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