学校におけるいじめ

国際的に見たその特徴と取組への戦略

ピーター・K・スミス 著
森田洋司/山下一夫 総監修・
葛西真記子/金綱知征 監訳
A5判 312ページ 定価(本体3,200円+税)
ISBN978-4-7619-2271-9
大学教員,研究者,中学・高校教師
世界的ないじめ研究の第一人者 ピーター・K・スミス著『Understanding School Bullying』の邦訳。世界各国のいじめ研究のこれまでの成果を総括。世界のいじめ研究が何をしてきたのか、今、どこに来ているのかを知ることができる。いじめ防止への取組を進める研究者・実践者必読の書。

目次

まえがき
謝辞
第1章 個人的な問題,実際的問題,研究プログラムとしての学校現場のいじめ
1.個人的な体験としてのいじめ
2.実際問題としてのいじめ
3.いじめに関する研究プログラム
4.本書のながれ
第2章 「いじめ」の意味と学校でのいじめに関する研究の歴史
1.定義の問題
2.いじめについての実際の理解
3.いじめに関して使用される用語の文化的相違
4.異なる文脈によるいじめ
5.学校でのいじめに関する研究の歴史
6.まとめ
第3章 どうすればいじめを発見できるか
1.情報提供者の型
2.方法:質問紙
3.質問紙の作成と実施における問題
4.方法:指名による手法
5.方法:その他のアプローチ
6.就学前の子供におけるいじめ様行動の評価
7.アセスメントにおける倫理上の問題
8.まとめ
第4章 学校におけるいじめとネットいじめについての基本的な知識
1.いじめ加害/いじめ被害の出現率
2.いじめの類型
3.ネットいじめとその特徴
4.偏見(bias),先入観(prejudice),アイデンティティに基づいたいじめ
5.いじめの(起こる)場所と期間
6.いじめに対する態度
7.いじめ加害者と被害者の役割の固定化
8.長期的(経年的)動向―いじめは増えているのか,それとも減っているのか?
9.文化的差異
10.まとめ
第5章 いじめのリスクがあるのは誰か? いじめにはどのような影響があるのか?
1.いじめる側,いじめられる側になることへの予測因子
2.個人的なレベル
3.家族レベル
4.仲間集団
5.学級
6.地域コミュニティレベル
7.社会レベル
8.まとめ
第6章 いじめ対策および介入の成果
1.いじめに対する個別的な行動―被害者の対処方略
2.親の役割
3.いじめに対する学校の取組
4.教職員のための対応方略
5.学校における予防方略
6.ピアサポート・スキーマ
7.レッド・バルーン学習者センター
8.いじめ対策プログラムによる介入
9.大規模介入の概観とメタ分析
10.まとめ
第7章 いじめ減少への取組とこれからの研究の課題と展望
1.いじめ減少への取組
2.いじめ研究における反省
●付録
●引用・参考文献
●索引
●総監修・監訳・翻訳者リスト

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