予算・財務で学校マネジメントが変わる

末冨 芳 編著
A5判 152ページ 定価(本体2,000円+税)
ISBN978-4-7619-2193-4
小・中学校管理職、学校事務職員
どのようにしたら学校予算・財務を通じて効果的な学校マネジメントを行うことが可能になるのか。ケーススタディや海外の事例を交え、その問いに答える一冊。

目次

はじめに
1.本書の目的
2.本書の活用について
3.研究の経緯
第1部 学校予算・財務の現状と課題―実証調査を中心に
1章 学校マネジメントにおける学校財務の理論と現状
1.学校マネジメントにおける学校財務の現状
2.学校裁量の拡大における学校予算・財務
3.学校予算についての理論整理
2章 学校マネジメント研究の国際的潮流
1.はじめに
2.学校分権下における学校マネジメント研究
3.学校財務マネジメントに関する研究
4.おわりに
3章 学校コスト調査の手法と分析
1.はじめに
2.学校のコスト構造
3.展望と課題
4章 学校マネジメント調査の概要
1.学校マネジメント調査の実施方法
2.学校マネジメント調査の主要な結果
3.考察:効果的な学校マネジメントに結びつく学校予算・財務の在り方とは
第2部 ケーススタディ
5章 A市の学校予算・財務
1.はじめに
2.学校財務の枠組み
3.学校予算の編成、執行、評価
4.A市学校予算・財務の到達点と課題
6章 B市の学校予算・財務
1.はじめに
2.学校財務の枠組み
3.学校予算編成、執行、評価の流れ
4.学校レベルでの実際と到達点
7章 C市の学校予算・財務
1.はじめに
2.学校予算・財務の枠組み
3.学校予算編成、執行、評価の流れ
4.C市学校予算・財務の到達点と課題
8章 D市の学校予算・財務
1.D市における学校裁量予算制度の経緯・文脈
2.D市における学校予算・財務関連制度の枠組み
3.所管校における学校予算・財務マネジメントの実際
4.まとめ
9章 E市の学校予算・財務
1.はじめに
2.E市における学校財務制度の枠組み
3.E市の学校予算編成、執行、評価の流れ
4.E市の学校レベルでの実態
5.E市学校予算・財務の到達点と課題
第3部 海外に学ぶ学校予算・財務
10章 イギリスにおける学校予算・財務
1.イギリス教育財政の特徴―学校改善のための学校予算・財務―
2.イギリスにおける学校予算・財務の詳細
3.小括
11章 オーストラリアにおける学校予算・財務
1.オーストラリアの教育財政とビクトリア州への着目
2.生徒のための包括予算導入に至る経緯と背景
3.生徒のための包括予算の開発―「公立学校のための青写真」以降の展開―
4.生徒のための包括予算の運営システム―構成・予算配分・学校支援―
5.考察と日本への示唆
第4部 視点:学校予算・財務マネジメントの課題解決
12章 視点1:管理職1年目ショックと学校予算・財務のマネジメント
1.学校マネジメント調査における管理職1年目ショック
2.学校予算・財務のマネジメントにおける管理職1年目ショックの緩和要素
3.学校予算・財務におけるリーダーシップモデル
13章 視点2:公費私費区分の制度設計と教育行政によるサポート
1.公費による制度設計
2.私費による制度設計と教育行政によるサポート
14章 視点3:予算・財務を通じた学校経営ビジョンの共有と実現
1.現代学校改革と学校経営ビジョン
2.学校経営ビジョン策定の課題―学校マネジメント空間認識の「矮小化」
3.学校予算・財務の改革とマネジメント空間認識の「拡張」の可能性
4.学校予算・財務を通じた学校経営ビジョンの策定と共有に向けて
第5部 実践・考察編
15章 研修の提案1:管理職向け研修シート
1.コストおよび活動の分類
2.データ収集
3.私費負担経費への応用
4.コスト要因の探索
16章 研修の提案2:事務職員の個人/集合研修への本書の活用
1.教育改革の進展下での事務職員の新たな力量期待
2.事務職員の新たな力量形成に向けた本書の活用
17章 研修の提案3:新任教務主任と中堅層事務職員との合同研修
 ―ワールドカフェ方式を用いたワークショップから学校財務マネジメントを見つめ直す
18章 研修の提案4:校内研修―経験の構造化
19章 総合考察
1.本書のふりかえり
2.先進自治体における学校予算・財務と学校マネジメントの到達点と課題
3.学校マネジメント改善(School Improvement)に学校予算・財務を活かすには?
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