無理なくできる 学校のICT活用

タブレット・電子黒板・デジタル教科書などを使ったアクティブ・ラーニング

長谷川元洋 監修・著/松阪市立三雲中学校 編著
A5判 160ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2190-3
小・中学校教師
タブレット・電子黒板などICT機器はうまく活かせていますか?どの先生も抱くICT教育にまつわる「10の不安」を、松阪市立三雲中学校ではどう解消していったのか。具体的に解説し、「できるところから」のICT活用を提案します。

目次

はじめに
特別寄稿●次期学習指導要領に向けたICT活用
プロローグ●生徒1人1台のタブレットが導入される!―「10の不安」をどう解消したのか―
第1章 ICTを活用した新たな学び方教え方
1 ICTを活用したアクティブ・ラーニングの必要性
2 協働学習とICT活用
3 7つ協働学習モデル
4 5つの「学習目的別協働学習モデル」
5 つなぐ活用 ヒト―場所―時間 そして学びのつながりへ
第2章 すべての教師が活用できる体制をつくる
1 校長として何をすべきか?
  ―実証事業スタート時に考えたこと、取り組んだこと―
2 教育委員会としての支援
3 3つの校内研修
第3章 日常的なICT活用のために
1 環境整備のために
(1)教室4点セット
(2)全教室に機器を整備(教育委員会の対応)
(3)450台一斉アクセス可能な状況をつくるための取組(学校、複数企業の協力の必要性)
(4)フィルタリング
(5)朝の連絡サイト(教員ポータル)
(6)支援員の呼び出しシステム(メッセージ)
2 学習基盤確立に向けて
(1)授業規律
(2)ノートづくりと生徒の学び
(3)「持ち帰り」と「家庭学習」
(4)担任教師による「情報モラル学習」の授業
第4章 ICTを活用した授業デザイン
1 導入から現在までに直面した3つのハードルとその解決策
(1)落とし穴1「タブレットは魔法の道具、使わなければならない?!」
(2)落とし穴2「こんなことができる」「あんなことができる」
(3)落とし穴3「新入生スタートダッシュ、あれもこれも」
2 生徒が学習効果を実感したタブレット端末の6活用
第5章 生徒の活動場面別のポイント〈28実践〉
1 一斉学習の場面
実践1●新出単語の導入と実物投影機による基本文の確認のためのデジタル教科書の活用(英語)
実践2●古典の授業におけるICT機器(国語)
実践3●グループ練習でのBefore After(音楽)
実践4●視覚的な比較による理解(数学)
実践5●資料を生徒に提示する(社会)
実践6●個人情報漏洩の疑似体験(技術・家庭)
2 個人学習の場面での活用
実践1●身近な地域の調査(社会)
実践2●モデリングによるダンス技能の習得(保健体育)
実践3●発見能力の伸張と試行錯誤の時間確保のためのICT活用(数学)
実践4●自分たちの動きを動画で撮影し1人1人が確認し技能を習得する(保健体育)
実践5●「数学いろいろプリント」による1人1人の興味づけ(数学)
実践6●停止画をコマ撮りし、動画作品を創り1人1人が確認し技能を習得する(美術)
実践7●ネットショッピングの疑似体験(家庭)
実践8●穴埋め活動による繰り返し指導での文法の定着(英語)
実践9●音と波形を動画で記録―前時、本時、次時と学びをつなげるICT機器の活用(理科)
実践10●難しい内容でのドリル教材の活用(社会)
実践11●生活単元学習におけるICT機器の利用(特別支援学級)
3 協働学習の場面での活用
実践1●強い構造の特徴を見いだす(技術・家庭)
実践2●資料の比較・検討から食べ物による動物の体のつくりの違いを知る(理科)
実践3●音の可視化で、知的好奇心をくすぐり、学びを促進(理科)
実践4●カラー資料についての気づきや考えを共有・発表・文章化する単元を貫く言語活動(国語)
実践5●個人思考とグループ思考で練り上げた群読(国語)
実践6●効果的な古文の音読(国語)
実践7●登場人物に対する思いを、根拠を明確にして表現する(国語)
実践8●ICTを活用したグループ思考による英作文(英語)
実践9●グループ学習を通して、難しい問題にチャレンジ(数学)
実践10●班で動画を撮影、確認して聴き手を意識したスピーチ方法を習得する(英語)
実践11●「ダンス」の中間発表会で動きの確認をする(保健体育)
第6章 教科の授業外での活動
1 生徒会活動(電子投票)
2 部活動での活かし方
3 防災教育での活かし方
4 テレビ会議による遠隔交流
5 校外学習での活用
6 星座観察会での活用
7 健康観察での活用
エピローグ●三雲中学校の5年間の実践研究をふり返って
あとがき
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