変わる学校、変わらない学校

学校マネジメントの成功と失敗の分かれ道

妹尾昌俊 著
A5判 176ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2163-7
小・中・高校管理職
「変わる学校」と「変わらない学校」―学校づくりがうまく進む学校と、停滞する学校との差はどこにあるのか。“チーム学校”にも不可欠な、学校の組織力を左右するマネジメントの本質をあぶり出す。

目次

はじめに
第1章 イントロダクション 学校教育の悪循環と好循環
・カルロス・ゴーンが見た風景は学校と重なる
・気になる学校のウェブページをのぞいてみたら
・学校に夢と元気はあるか?
・必要なのは、悪循環を断ち切り、好循環に変える哲学と戦略
第2章 学びのプロとしての教職員と学習する学校
・教育改革は幻想なのか
・創造的な場としての学校
・“学ばない”教員
・課題山積の学校が変わっていったストーリー
・「プロジェクトX」ではない
・あなたの学校を変えるためには
第3章 組織になりきっていない学校
・不満だらけの公立学校
・わかったようでわからない「組織マネジメント」改革
・「組織」になりきっていない学校
・学校は「まずいラーメン屋」か
・学校における「マネジメント」とは
・マネジメントは単なる“やりくり”か
・データから見える、学校の組織力の実態
第4章 学校づくりの成功と失敗の分岐点
・組織マネジメントの三つの要素
・空疎な目標
・学校ではみな同じゴールを見ているのか
・なぜ学校ではゴールが見えにくいのか
・授業や学級運営はあなた任せの“ゴーイング マイウェイ”
・相互不干渉な職場
・作業分担はしても、目標分担はない
・自前主義
・データから見る三つの視点の欠落
・個業化の背景、“授業第一主義”
・“先生もつらいよ”とは言えない
・組織マネジメントがうまくいかない典型例
第5章 「多忙化」から日本の教育が見える
・日本の教職員は何に時間を使っているのか
・意味づけされることで、やらされ感、負担感は全く異なる
・「多忙化」と「多忙感の増幅」は何に影響するか
・半数近くがとても疲れている職場
・多忙化に拍車をかける悪循環
第6章 組織力を高めるデザインと実践1 到達目標の共有
・個々の学校現場でできることからやっていく
・到達目標の共有は、情報の共有と思いの共有から
・目指す子ども像が共有されているか
・スターバックスはコーヒー店ではない?
・個人の目標管理よりも、組織の目標管理から始める
・扇の要の戦略
・思わず語りたくなるような、わくわくする「ストーリー」をつくって、語れ
・目指すのはベクトルの一致ではなく、ベクトルの“和”
・数値目標や指標は参考になるが、依存してはならない
・期限のない目標は目標ではない
第7章 組織力を高めるデザインと実践2 プロセスの設計
・プロセスの設計とはなにか
・個々の教職員任せにせず、重点的な取組を明示せよ
・授業を大切にすることと、お互いに口に出すことは矛盾しない
・授業改善という“本丸”から逃げない
・ルーティーン業務を軽視するな
・取組の重点化よりも、課題の重点化が先決
・“思い”と“データ”の両方を大切に
・課題と施策の重点化には、教職員の知恵と情報を活かせ
・家庭や地域にできることを含めて設計する
・劣後順位、やらないことを決める
・その会議や書類、教材は必要か?
・子どもも教員もわくわくする授業―異種のものを組み合わせることから
・1年単位のPDCAで本当によいのか?
第8章 組織力を高めるデザインと実践3 チーム・ネットワークづくり
・チーム・ネットワークづくりとは何か
・教職員間の協力関係が重要なのは国際的な常識
・「ピア・レビュー」から始める
・なぜ事務職員等との「チーム学校」が重要か
・地域の人材の力を引き出す
・生徒1人ひとりを見て、必要な専門機関とつなぐ
・地域課題にチャレンジする学校
・学校づくり×地域づくり×人づくり
おわりに

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