今日から始めるアクティブラーニング

高校授業における導入・実践・協働の手引き

小林昭文・成田秀夫 著
河合塾 編
A5判 168ページ 定価(本体1,800円+税)
ISBN978-4-7619-2149-1
高校教師
高校でのアクティブラーニング型授業の設計の仕方についての実例を紹介し、教員が直面しそうな問題をクリアするためのヒントや、生徒を指導するときに気をつけることなどを解説。授業改善のためには、教員間の連携や組織開発が必要であることも示した。

目次

    はじめに
     ―アクティブラーニング「再」発見―(成田秀夫)
    第1章 アクティブラーニングとは(成田秀夫)
     1-1. 大学のアクティブラーニング―現状と課題―
     1-2. アクティブラーニングとは
     1-3. アクティブラーニングが求められる社会的背景
     1-4. アクティブラーナーを育むために
    第2章 アクティブラーニング型授業づくり(成田秀夫・小林昭文)
     2-1. 習得・活用・探究とアクティブラーニング型授業(成田秀夫)
     2-2. 習得型モデルの紹介(小林昭文)
    1 授業プロセス
    2 教員の役割
    3 生徒の感想
    4 授業の効果
    5 実際の授業体験
     2-3. 活用モデルの紹介(成田秀夫)
    1 二つの活用モデル
     2-4. 探究モデルの紹介(成田秀夫)
    1 探究モデルの特徴
    第3章 アクティブラーニング型授業の導入と実践のポイント(小林昭文)
     3-1. アクティブラーニング型授業導入のポイント
    1 生徒にアクティブラーニング型授業の目的と効果の説明をする
    2 完全を求めずできることから始める
    3 生徒に感想を聞いていつでも修正する
    4 代案を用意し無理をしない
     3-2. アクティブラーニング型授業における留意点
    1 安全・安心の場を作る
    2 ルールに基づく質問による介入
    3 生徒状況に応じて対応する
    4 授業中に生徒が修正できるプロセスを組み込む
    5 端的な説明、時間制限、小さな声で話す
    6 教員の本能=教えたいという欲求を抑制する
    7 生徒の私語もすくいあげる
     3-3. 評価のポイント
    1 点数だけで評価するのも一案
     3-4. その他の重要ポイント
    1 一般解を求めるのではなく目の前の生徒のために
    2 生徒が生涯を学習し続ける人として過ごせるようにする
    3 旧来型の授業のスキルも欠かせない
    4 予習・反転授業へのヒント
    5 プリントと練習問題の作り方
    6 振り返りを形骸化させないために
    第4章 アクティブラーニングを支える組織開発(小林昭文)
     4-1. 授業改善と学校内の組織開発は一緒にやればうまくいく
     4-2. 事例紹介
    1 両輪が同時に始動した事例
    2 継続した研修が効果を生んだ事例:花咲徳栄高等学校(埼玉県)
     4-3. コアチームづくり 授業研究委員会の活動
    1 仲間をつくる「振り返り会&開催ツール」
    2 ヒントをみつける「授業研究週間&見学ツール」
    3 授業研究週間を活性化させる「見に来てくださいカード」
    第5章 アクティブラーニング型授業の課題(成田秀夫)
     5-1. アクティブラーニング型授業の課題
    1 授業改善から教育改革へ
    2 教育改革のプロセスと四つの課題
     5-2. 「逆向き設計」へ
    1 アクティブラーナーを育む教育設計に向けて
    2 育成すべき人材像の策定
    3 育成すべき知識・技能、能力、資質の設定
    4 カリキュラムの作成
    5 シラバスの作成
    6 授業案の作成
     5-3. アクティブラーニングの評価に向けて
    1 評価とは
    2 ルーブリックを用いた評価方法と課題
    おわりに
     ―教員自身が学習・成長し続ける―(小林昭文)
    1. 楽観的な見通し
    2. 気になる動き
    3. 結語 教育の未来のために

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